市街地から15分!山口市鋳銭司にひっそり佇む紅葉の穴場
「メジャーな観光地は人が多すぎる…。山口市内で静かに、深く秋の絶景を堪能できる穴場はないだろうか?」 そうお考えのあなたに、山口県(yamaguchi)山口市鋳銭司に位置する知る人ぞ知る紅葉の名刹をご紹介します。そこで、その名は両足寺(りょうそくじ)です。
なぜなら、ここは市街地や高速ICから車で約15分という好アクセスでありながら、境内には約150本ものモミジが植えられ、古都のような静寂が保たれているからです。モミジが山門から参道、境内すべてを赤や黄金色に染め上げる光景は、訪れる人々を日常から切り離された別世界へと誘います。
この記事では、見事なイロハモミジの絶景はもちろん、知っておきたい五色八重散椿の情報、そして紅葉狩り後に役立つ周辺の歴史・自然スポットまでを網羅した完全ガイドをお届けします。したがって、混雑を避け、心ゆくまで紅葉を堪能したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
両足寺の二大魅力:四季で変わる境内の表情
紅葉スポットである両足寺は、秋の紅葉期に最も賑わいますが、その美しさは他の季節にも脈々と受け継がれています。
1. 山を鮮やかに染め上げる!約150本のモミジの絶景

この両足寺を訪れる最大の理由は、その規模感と静寂が両立した美しい紅葉にあります。
- 紅葉の見ごろ時期:例年、鮮やかな色彩を放つのは11月中旬から下旬にかけてです。
- 紅葉の特徴:立体的な空間美:境内全体に配置された約150本のモミジが、朱色、黄金色、真紅のグラデーションを立体的に描き出します。その結果、歩く場所によって景色が変わり、モミジが降り積もった石段は特に風情があります。
- 秋の脇役ツワブキ:加えて、紅葉と同時期に参道脇で控えめに咲くツワブキの黄色い花が、赤色のモミジをより一層際立たせるコントラストを生み出します。
2. 春の彩り:五色八重散椿(ごしきやえちらしつばき)

春(例年3月頃)には鮮やかな五色八重散椿(ごしきやえちらしつばき)が咲く、椿の名所でもあります。したがって、春の時期に山口市を訪れる方にとっても、立ち寄る価値のある場所です。
訪問前に必須確認!両足寺(山口市)の正確な拝観情報とアクセス
実際に両足寺の訪問を計画する際は、限られた期間とアクセス情報を事前に確認しておくことが非常に重要です。
基本情報とアクセス(山口市鋳銭司)
両足寺の基本情報とアクセスに関する詳細は以下の通りです。
- 住所(所在地):〒747-1221 山口県山口市鋳銭司371
- 車でのアクセス:
- 中国自動車道 山口南ICから車で約15分。
- アクセス注意点: 両足寺までの道は狭く、大型車の通行は規制されています。普通車での訪問を推奨します。
- 電車でのアクセス:
- JR四辻駅から車で約15分。公共交通機関は不便なため、車での訪問を推奨します。
- 拝観料:基本的に無料です。(※ただし、時期により異なる場合があるため、事前に山口市観光情報サイトなどでご確認ください。)
- 境内での禁止事項:
- 美しい環境を維持するため、境内での飲食は禁止されています。
- 三脚の使用も禁止されています。ルールを守って静かに拝観しましょう。
拝観情報
- 紅葉特別公開:紅葉の見頃期間のみ公開される場合があります。
- 拝観時間:通常は自由拝観ですが、公開時期により変動する場合があります。
両足寺で写真を撮るならここ!おすすめの紅葉フォトスポット
150本のモミジが織りなす両足寺の境内の空間で、特にフォトジェニックなスポットを2つご紹介します。
1. 「紅葉の石段」:参道全体を覆うモミジのアーチと絨毯

山門をくぐり、本堂へ続く石段が最高のフォトスポットです。
- 上を見上げるアングル:モミジが左右から枝を伸ばし、紅葉のトンネルを作り出しています。光の差し込み具合で、色鮮やかなアーチを撮影できます。
- 足元を見るアングル:苔むした石段に散り敷かれた紅葉の絨毯は、日本の「わび・さび」を感じさせる情緒深い写真になります。
2. 茅葺屋根と紅葉のコントラスト

古びた茅葺屋根の建物と、その背景に燃えるような紅葉を組み合わせることで、歴史と自然が調和した、両足寺ならではの一枚を撮影できます。
【周辺立ち寄り】両足寺と合わせて巡りたい山口市・防府エリアの観光スポット
紅葉狩りの前後で立ち寄りたい、地元の特産品やグルメ、そして歴史スポットをご紹介します。
1. 地域の恵みを味わう!道の駅と地元グルメ
紅葉狩りの後の休憩や食事、お土産探しに便利な施設と、地元の食事処をご紹介します。
道の駅(休憩とお土産探しに最適)
- 道の駅(潮彩市場防府):両足寺から車で約25分(防府市)。新鮮な魚介類や地元の特産品を豊富に取り扱っており、海鮮料理の食事処も人気です。
- 道の駅(仁保の郷):山口市内を走る国道262号線沿い(山口市仁保)。地元の農産物や加工品が手に入ります。
道の駅 潮彩市場 防府 – たびたびほうふ – 山口県防府市
地元グルメ(紅葉狩り後のランチ・食事処)
周辺のエリアで地元の味を堪能できるスポットを探しましょう。
- 【推奨アクション】:両足寺訪問後、山口南IC周辺または防府市街地方面へ移動すると、地元の食材を活かした定食屋や、手打ちそば、うどんを提供する店など、地域の食文化に触れられる店が多く見つかります。
2. 歴史・自然スポット(鋳銭司エリア)
- 周防鋳銭司跡(すおうすぜんじあと):両足寺の地名にもなっている場所で、奈良・平安時代に貨幣(和同開珎など)を鋳造していた役所の跡地です。歴史好きには必見のスポットです。
- 大村益次郎生誕宅跡:鋳銭司は、幕末の軍人・政治家である大村益次郎の故郷です。彼の生誕地跡も近くにあり、幕末維新の歴史に触れられます。
- 長沢池:車でアクセスしやすい場所にある、静かな水辺の景色が広がる池です。紅葉シーズンには、水面にモミジの影が映り込む美しい光景を見られることがあります。
両足寺に関するよくある質問(FAQ)
- Q1:両足寺の紅葉の見頃はいつですか?
- A1: 例年11月中旬から下旬にかけてが最も見頃です。最新の色づき状況は、訪問直前に山口市観光情報サイトなどでご確認ください。
- Q2:拝観料や拝観時間はどうなっていますか?
- A2: 通常は拝観料無料、時間制限も特にありません。ただし、紅葉の特別公開時期には料金や時間が変更になる可能性があるため、必ず事前に最新情報をご確認ください。
- Q3:紅葉シーズンは混雑しますか?また、駐車場はありますか?
- A3: 市街地の名所に比べると混雑は穏やかですが、駐車場(無料)の台数には限りがあります。午前中の早い時間帯に訪問することをおすすめします。
- Q4:両足寺まで大型バスやキャンピングカーで行けますか?
- A4: いいえ、両足寺へ続く道は通行規制があり、特に大型車(バス、キャンピングカーなど)は入れません。必ず普通車で訪問してください。
- Q5:紅葉以外に境内での見どころはありますか?
- A5: はい。春(例年3月頃)には、非常に珍しい五色八重散椿(ごしきやえちらしつばき)が咲き、境内を美しく彩ります。
静寂な紅葉を求めるなら山口市の両足寺へ

150本のモミジが織りなす両足寺の美しい紅葉を、喧騒を離れた静かな環境で楽しみたい旅行者にとって、最高の選択肢となります。なぜなら、ここは「穴場」でありながら、歴史と自然、そして見事な紅葉が揃う、山口市を代表する秋のスポットだからです。
限られた秋の時期にこそ、ぜひこの山口市の紅葉の名刹を訪れ、心に残る美しい秋の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
ぜひ、この記事を参考に、あなたの旅のルートと目的に合わせて、これらの注目イベントを組み合わせてみてください。さらに加えて、記事最下部のFAQも参考に、準備万端で山口の秋を満喫しましょう!
👉 ぶち山口ネット 公式Instagramをチェック
👉 ぶち山口ネット 公式LINEに登録




