今回は山口県萩市(hagi)で2026年2月14日~3月15日まで行われている「萩往還梅林園まつり2026」を解説していきます。

「行ってよかった」と思える楽しみ方や周辺の観光地なども、この記事では余すところなくお伝えしたいと思います。是非とも最後まで読んでみてください‼

2026年の開催概要|まずは基本情報を押さえましょう

開催期間: 2026年2月14日(土)〜3月15日(日)の土・日・祝日

開催時間: 10:00〜16:00

入園料: 無料 ライトアップ: なし(日中のみ)

入場無料というのがまず嬉しいポイントです。家族連れで気軽に立ち寄れますし、「とりあえず様子を見に行こう」という軽い気持ちで訪れても十分楽しめます。ただし無料だからといって侮れません。350本、約13種類の梅が一斉に咲き誇る光景は、お金を払っても惜しくないくらいの迫力があります。

夜間のライトアップがない点については、「昼間の青空と梅のコントラストこそが萩往還梅林園の真骨頂」と地元の方がおっしゃっていました。確かに、春の柔らかな日差しの中で紅白の梅を見上げるあの感覚は、ライトアップとは全く異なる種類の美しさだと感じています。

【2026年最新】開花状況と「本当の」見頃はいつ?

  • 山口県萩市(hagi)・萩往還梅林園まつり2026
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萩往還梅園まつり2026 – じゃすも

3月に入ると、園内の表情がガラリと変わります。

1月下旬から咲き始める寒紅梅(かんこうばい)の鮮やかな紅色が先陣を切り、2月中旬ごろには白梅の清楚な花が加わります。そして3月になると、大輪で淡い桃色の花が美しい豊後梅(ぶんごうめ)が満開を迎え、早咲き・遅咲きの品種が混在する「全部咲き」の状態に突入します。

はっきり申し上げると、3月上旬〜中旬が、園内の密度がもっとも高くなるベストタイミングです。

ただし、梅の開花は年によって1〜2週間ほどズレることがあります。昨年は暖冬の影響で早めに見頃を迎えましたが、今年はどうでしょうか。お出かけ前には必ず萩市観光協会の公式サイトか、電話(0838-25-1750)で最新情報を確認されることを強くおすすめします。現地に通い続けてきた立場からも、事前確認は欠かせないと感じています。

地元民が教える「この体験を絶対に逃さないで」リスト

① 梅香る茶室での「呈茶」体験

山口県萩市(hagi)・萩往還梅林園まつり2026

園内にある茶室で行われる呈茶(ていちゃ)は、萩往還梅林園まつりの中でも特に好きな体験のひとつです。

畳に座り、開け放たれた障子の向こうに広がる梅林を眺めながら、季節の上生菓子とお抹茶をいただきます。梅の香りがほのかに漂う中で飲む一杯は、なんとも言えない豊かな時間を与えてくれます。

「茶道の作法なんて知らないし…」と敬遠される方もいるかもしれませんが、ご安心ください。堅苦しいマナーは一切不要で、スタッフの方が丁寧に教えてくださいます。小さなお子さん連れのファミリーも気軽に楽しめる雰囲気ですので、ぜひ立ち寄ってみてください。料金は現地にてご確認ください。

② 幻の「梅クッキー」は迷わず購入を

山口県萩市(hagi)・萩往還梅林園まつり2026

週末限定で出店するキッチンカーの中で、毎年必ず話題になるのが「梅クッキー」です。

使われているのは、なんと萩往還梅林園で実際に収穫された梅の実。甘酸っぱい梅の風味とサクサクの食感が絶妙で、一度食べたらやみつきになる味わいです。「ここでしか買えない」という希少性も相まって、午後には売り切れてしまうことも少なくありません。

地元のお土産屋さんにも「梅関連のお菓子」はいくつかありますが、このクッキーはまつり限定品です。見かけたら即購入がおすすめです。友人へのお土産に渡すと「どこで買ったの?」と必ず聞かれる逸品でもあります。

知っておくと10倍楽しくなる「萩往還」の歴史

山口県萩市(hagi)・萩往還梅林園まつり2026

ここは観光スポットであると同時に、深い歴史を刻んだ場所でもあります。

萩往還梅林園が位置するのは、江戸時代の参勤交代の道として使われた「萩往還(はぎおうかん)」の入り口です。幕末の志士たちがこの道を歩き、江戸へと旅立っていきました。吉田松陰、高杉晋作——日本の夜明けを夢見た若者たちが、同じ石畳を踏みしめていたと思うと、梅の花を眺める目線も少し変わってくるのではないでしょうか。

萩という土地は、歴史と自然が重なり合う場所です。ただ「きれいな梅を見る」だけで終わらせてしまうのは、あまりにももったいないと感じています。

【失敗しない】駐車場・アクセス完全攻略

駐車場の現実

専用駐車場は無料なのですが、一般車13台・大型4台という非常に小さな規模です。週末の11:00〜14:00はほぼ確実に満車になると思っておかれた方がよいでしょう。

満車時は誘導員の指示に従い、近隣の臨時駐車場をご利用ください。また、歩いてすぐの「道の駅 萩往還」の駐車場も利用可能ですが、こちらも週末は混雑します。

最善の攻略法は「10時の開園直後」に訪れることです。 梅の光も柔らかく、人も少なく、駐車場にも余裕があるこの時間帯は、まさに黄金タイムと言えます。

梅まつりとセットで行きたい!周辺スポット案内

道の駅 萩往還

山口県萩市(hagi)・道の駅 萩往還

全国的にも評価の高い道の駅で、萩の特産品が勢ぞろいしています。お土産選びに迷ったらまずここへ立ち寄ってみてください。

私のおすすめは橙々亭名物「たぬきむすび」 です。自家製の天かすとネギを具材に、甘露醤油で味付けしたご飯を使用したおむすびはうどんと一緒に食べるのも、単品で食べるのにも満足の一品です。たぬきむすび1つでうどんとのアクセントが抜群になるので、ぜひとも萩に訪れたら食べてほしいです!

松陰記念館(道の駅内)

山口県萩市(hagi)・松陰記念館(道の駅内)

吉田松陰の遺訓や生涯を学べる無料の展示施設です。萩往還の歴史に触れた後に訪れると、展示の内容がより深く心に響きます。歴史好きの方には特におすすめのスポットです。

萩駅舎

山口県萩市(hagi)・萩駅舎

大正時代のレトロな建築が残る駅舎は、鉄道ファンや写真好きに大人気です。周囲の雰囲気も含めて「昭和の旅情」を感じさせる空間となっています。

知らないと困るFAQ

Q. ペットを連れて入園できますか?

はい、リードを着用していれば同伴OKです。ただし茶室(呈茶会場)への同伴はできません。垂れ梅の枝が低い位置まで伸びているので、愛犬との記念写真も撮りやすいですよ。

Q. 雨の日でもイベントは開催されますか?

小雨なら決行です。ただし荒天時はキッチンカーや呈茶が中止になることもあります。天気が不安な朝は、萩市観光協会(0838-25-1750)に電話で確認されるのが確実です。

Q. 車椅子やベビーカーで回れますか?

主要通路は整備されていますが、一部に砂利道や傾斜があります。茶室には段差もありますので、ご注意ください。

Q. 入場料はかかりますか?

入園は完全無料です。呈茶・飲食・お土産のみ別途費用がかかります。

まとめ|梅の香りと歴史の息吹に包まれた「萩の春」をぜひ体験してください

山口県萩市(hagi)・萩往還梅林園まつり2026

萩往還梅林園まつりは、3月15日までの限られた期間しか楽しめません。

幕末の志士たちが歩いた石畳を踏みながら、350本の梅の花に囲まれ、茶室で一服いただいて、帰りに道の駅で見蘭牛のハンバーグを食べる——これがおすすめする「萩の春」の過ごし方です。

観光地としての萩はもちろん素晴らしいですが、こういった地域に根ざした季節のイベントこそ、萩という町の本当の魅力が詰まっていると感じています。ぜひ今年の春、萩往還梅林園まで足を運んでみてください。きっと来年もまた訪れたくなるはずです。