山口県熊毛郡上関町(kaminoseki)にある「上盛山(かみもりやま)展望台」をご存知でしょうか。ここは、瀬戸内海に浮かぶ島々が織りなす「多島美」を、文字通り360度のフルパノラマで一望できる山口県屈指の絶景スポットです。

「山口県で一番海がきれいに見える場所はどこ?」「四国や九州まで見渡せるパノラマを体験したい」という方にとって、上盛山展望台は外せない目的地。本記事では、2026年最新の道路状況や周辺グルメ、さらにはSNSで話題の「水仙(スイセン)」の見頃まで、現地を訪れる前に知っておきたい全情報を徹底解説します。

山口県の魅力の一つでもある自然を最大限見渡すことができる上盛山展望台は山口県民だけでなく、県外の方々にも見てほしい絶景スポットになります。

【施設概要】上盛山展望台のクイックデータ

上関町(kaminoseki) 上盛山展望台
  • 施設名称: 上盛山展望台(かみもりやまてんぼうだい)
  • 所在地: 〒742-1402 山口県熊毛郡上関町大字長島71
  • 利用料金: 入場無料・駐車場無料
  • 開館時間: 24時間開放(夜間の星空観測も可能)
  • 標高: 314m(長島最高峰)
  • 設備: 展望塔、公衆トイレ、無料駐車場(約10台)
  • 公式情報: 上関町役場公式サイト

上盛山展望台が「山口県NO.1のパノラマ」と呼ばれる理由

上盛山は、上関大橋を渡ってアクセスする「長島」の最高峰に位置しています。なぜここが多くの写真愛好家やドライブ好きを惹きつけるのか、その魅力を深掘りします。

標高314mから望む四国・九州の山影

上関町(kaminoseki) 上盛山展望台

山頂に立つと、まず驚かされるのがその視界の広さです。南側に目を向けると、そこには「これぞ瀬戸内海」というべき多島美の神髄が広がります。 空気が澄んだ日には、愛媛県の「佐田岬」が指をさすように伸び、その先には大分県の「国東半島」の山影が重なります。本州、四国、九州の3つの島が海を介して繋がっていることを、これほど鮮明に実感できる場所は他にありません。

白い燈台を模した展望台と360度の視界

山頂にそびえる白い展望塔は、螺旋階段を登るスタイル。最上階に辿り着くと、全方位を海と山に囲まれた360度の視界が開けます。眼下には上関の町並み、瀬戸内海特有の穏やかな海面、そして行き交う船の白い航跡。耳を澄ませば風の音しか聞こえない、圧倒的な静寂と解放感に包まれます。

【季節限定】2月〜3月は1万本の「水仙」が咲き誇る

上盛山は、県内でも指折りの花の名所として知られています。特に冬から春にかけてのシーズンは、多くの観光客で賑わいます。

甘い香りに包まれる「水仙ロード」ドライブ

上関町(kaminoseki) 上盛山展望台

例年2月中旬から3月中旬にかけて、山頂付近には約1万本の日本水仙(ニホンスイセン)が咲き乱れます。この時期の登山道は「水仙ロード」と呼ばれ、窓を開けてドライブすれば、爽やかで甘い香りが車内まで届くほど。青い海と黄色・白の水仙のコントラストは、まさに絶好のフォトスポットです。

おすすめの撮影時期と時間帯

  • ベストシーズン: 2月下旬
  • おすすめの時間帯: 午前中の光が安定している時間、または夕暮れ時。 夕暮れ時は、空がオレンジ色に染まる「マジックアワー」と水仙を同時にフレームに収めることができ、幻想的な一枚が撮影可能です。

また、角島灯台公園の水仙も有名ですので、ぜひ見てみるのもおすすめです。角島灯台公園の水仙情報はこちらの「角島の水仙の見頃はいつ?」を読んでみてください‼

【最重要】車で行く際の注意点|狭い山道の「離合」攻略法

絶景の代償として、上盛山展望台への道のりは決して平坦ではありません。多くの読者が不安に思う「道幅」について、プロの視点でアドバイスします。

離合ポイントと運転のコツ

上関大橋から山頂までの約20分のドライブのうち、最後の約2kmは「普通車1台分」の道幅しかありません。

  • 早めの発見がカギ: 対向車が見えたら、無理に突き進まず、手前の「離合スペース」で待ちましょう。
  • バックの準備: 運悪く鉢合わせてしまった場合、どちらかがバックする必要があります。運転に自信がない方は、できるだけ「コンパクトカー」や「軽自動車」での訪問を強くおすすめします。
  • 野生動物の飛び出し: 特に早朝・夕方は鹿や猪が多く出没します。ガードレールのない区間もあるため、急ハンドルは禁物です。

上関を遊び尽くす!上盛山展望台とセットで巡るおすすめモデルコース

展望台だけではもったいない!上関エリアを満喫するための「黄金ルート」を提案します。

① 【グルメ】「道の駅 上関海峡」で新鮮な魚介を堪能

上関町(kaminoseki) 上盛山展望台付近の「道の駅 上関海峡」

展望台を降りたら、まずは港にある「道の駅 上関海峡」へ。ここでは、地元で獲れたばかりの車海老や地魚の刺身、名物の「上関ちくわ」が手に入ります。併設のレストランでのランチは、海の幸の鮮度が抜群です。

② 【歴史】国指定重要文化財「四階楼」の和洋折衷美

上関町(kaminoseki) 上盛山展望台付近の「四階楼」

明治時代に建てられた擬洋風建築「四階楼」は見逃せません。4階部分にある美しいステンドグラスは必見。上関がかつて海上交通の要衝としていかに栄えていたかを物語る、気品あふれるスポットです。

③ 【癒やし】「鳩子の湯」の露天風呂でリラックス

上関町(kaminoseki) 上盛山展望台付近の「鳩子の湯」

旅の締めくくりは、天然温泉「鳩子の湯」へ。瀬戸内海を一望できる露天風呂は、展望台とはまた違った角度で海を楽しめます。サウナや食事処も充実しており、ドライブの疲れをリセットするのに最適です。

上盛山展望台に関するよくある質問

Q1:山口県の上盛山展望台へ行く道は狭いですか?運転の注意点は?

A1: はい、山頂までの約2kmは道幅が非常に狭いため注意が必要です。全線舗装されていますが、すれ違い(離合)が困難な場所が多いため、対向車を早めに見つける、広い場所で待つといった配慮が必須です。

Q2:上盛山展望台から四国や九州は見えますか?

A2: はい、条件が良ければ四国(愛媛県)と九州(大分県)の両方を見ることができます。 南東方向に愛媛県の「佐田岬」、南西方向に大分県の「国東半島」の山影が確認できます。空気が澄んでいる冬場や雨上がりの翌日は特にチャンスです。

Q3:上盛山の水仙(スイセン)の見頃時期はいつですか?

A3: 例年、2月中旬から3月中旬が見頃です。山頂付近に約1万本の日本水仙が咲き誇り、辺り一面が甘い香りに包まれます。

Q4:展望台にトイレや自動販売機、売店はありますか?

A4: トイレはありますが、売店や自動販売機はありません。 山頂で飲み物や食べ物を購入することはできないため、麓の「道の駅 上関海峡」やコンビニであらかじめ準備しておきましょう。

Q5:夜景や星空を見るために夜間に行くことはできますか?

A5: はい、24時間開放されているため可能です。星空観測の名所ですが、山道には街灯が一切なく、野生動物の飛び出しも多いため、夜間の運転には細心の注意が必要です。

まとめ:瀬戸内海の風を感じる特別な休日を上関で

上関町(kaminoseki) 上盛山展望台

上盛山展望台は、山口県の自然が誇る「青の絶景」を五感で楽しめる場所です。細い山道を抜けた先に現れる360度の視界は、日常の悩みや疲れを吹き飛ばしてくれるほどのパワーがあります。

2月、3月の水仙シーズン、あるいは青空が広がる夏の日。季節を変えて何度も訪れたくなる、上関町の宝物のようなスポットへ、ぜひ足を運んでみてください。

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