「冬の山口って、雪が積もるんですか?」「寒そうだけど、ドライブ(drive)を本当に楽しめるの?」
実は、冬こそ山口の海沿いが最高に美しい季節なんです。下関市から長門市にかけての海岸線は、この時期ならではの魅力が詰まっています。空気が澄んで海の青さが際立つうえ、1月から3月にかけて咲く水仙の白い絨毯、そして冬が旬の下関名物「ふぐ」。この三拍子が揃う冬こそ、山口ドライブのベストシーズンと言えるかもしれません。
今回は、実際に冬の山口をドライブした経験をもとに、下関から長門へ抜ける日帰りモデルプランを詳しくご紹介します。路面凍結の心配、スタッドレスの必要性、雪や雨の日の代替プランまで、気になるポイントを全部まとめました。
冬の山口ドライブ、知っておきたい3つのこと
まず出発前に押さえておきたいのが、冬の山口の特徴です。
1. 透き通る青い海と白い水仙のコントラストが圧巻

冬は空気が乾燥して透明度が上がるため、角島大橋や元乃隅神社から見る日本海が驚くほど青く輝きます。1月中旬からは牧崎風の公園で約2万本の日本水仙が見頃を迎え、青い海と白い花のコントラストが本当に美しいんです。
2. 下関のふぐと暖かいグルメで体の芯から温まる

冬の下関といえば、やっぱり「ふぐ(地元では”ふく”)」。12月から2月が一番脂が乗って美味しい時期です。唐戸市場では新鮮なふぐ刺しや熱々のふぐ汁が楽しめますし、移動途中には川棚名物の瓦そばで温まるのもおすすめ。寒い季節だからこそ、温かい料理が一層美味しく感じられます。
3. 積雪は少ないけど、早朝の路面凍結には要注意
山口県の沿岸部は比較的温暖で、積雪することは滅多にありません。ただし1月・2月の早朝や深夜は路面凍結の可能性があります。特に橋の上や日陰の道路は凍りやすいので、スタッドレスタイヤがあると安心です。また、海沿いは風が強く、体感温度が予報より5度以上低く感じることも。厚手のダウンコートや手袋、耳当てなど、しっかりした防寒対策が必須です。
【09:00】下関・唐戸市場で冬の味覚「ふぐ」からスタート
唐戸市場|下関でふぐ・お寿司ランチ!【公式】山口県観光/旅行サイト おいでませ山口へ
旅の始まりは下関観光の定番、唐戸市場から。週末や祝日の朝は「活きいき馬関街(ばかんがい)」という飲食イベントが開催されていて、市場の雰囲気が一気に活気づきます。
ここで絶対に食べてほしいのが、プロの職人さんが目の前で捌いてくれる新鮮なふぐ料理。ふぐ刺しの盛り合わせや、500円前後で味わえる熱々のふぐ汁が人気です。冬の朝、市場の冷たい空気の中で湯気の立つふぐ汁を啜る瞬間は、下関ならではの贅沢な体験。これだけで「来てよかった」と思えます。
週末は混雑するので、9時前に到着すると比較的ゆっくり楽しめます。唐戸市場の駐車場は約572台停められて、最初の1時間は無料なのも嬉しいポイントです。
唐戸市場
住所:山口県下関市あるかぽーと1-1
営業時間:活きいき馬関街は金・土 10:00~15:00、日・祝 8:00~15:00
駐車場:約572台(1時間無料)
【11:30】角島大橋を渡って、水仙の絨毯が広がる牧崎風の公園へ
写真提供:shima_tabi
唐戸市場を後にしたら、国道191号線を北上して角島大橋を目指します。全長1,780mの橋がコバルトブルーの海を一直線に貫く景色は、何度見ても感動します。ただ、冬の角島大橋は風速がかなり強い日もあるので、ハンドルをしっかり握って運転してください。
橋を渡った先、角島の最北西端にあるのが牧崎風の公園。ここが今回のドライブのハイライトです。1月中旬から2月上旬にかけて、約2万本の日本水仙が岬一面を白く染め上げます。背景には荒々しい日本海の波が打ち寄せ、青と白のコントラストが息を呑むほど美しい。この景色は冬にしか見られない特別なものです。
角島は遮るものがないので、冬の風が本当に強烈です。立っているのもやっとという日もあるので、風に飛ばされないようにしっかりした服装で。写真を撮るなら、水仙に近づいて背景に海を入れると、奥行きのある冬らしい一枚が撮れますよ。夜は星空の下で水仙が幻想的に輝くので、時間に余裕があればぜひ。ただし足元が暗いので、懐中電灯は必須です。
牧崎風の公園
住所:山口県下関市豊北町大字角島
見頃:1月中旬~2月上旬
駐車場:あり(無料)
【13:30】川棚名物の瓦そばで体を芯から温める

角島を後にして長門市方面へ向かう途中、ランチは下関市豊浦町の名物瓦そばで決まり。熱々の瓦の上に茶そば、牛肉、錦糸卵が豪快に盛られた一品で、見た目のインパクトも満点です。
瓦に接した麺がパリパリに焼けて、それを温かいお出汁につけて食べるんですが、この食感のハーモニーがたまりません。寒い中でのドライブで冷えた体が、瓦そばを食べるとポカポカと温まってきます。暖かいカフェや食事処で一息つくのも、冬のドライブの醍醐味ですね。
私のおすすめは「瓦そば たかせ」です!下関の瓦そばを代表するお店であり、下関に訪れたら1度は訪れたい名店になります!
【15:00】元乃隅神社で赤い鳥居と日本海のダイナミズムを体感
午後は長門市の元乃隅神社へ。123基の赤い鳥居が海に向かって連なる景色は、テレビやSNSでよく見かける山口の代表的な絶景スポットです。
冬の元乃隅神社の魅力は、何と言っても濃い青色をした日本海とのコントラスト。夏とは違う、荒々しく力強い海の表情が見られます。冬は波が高いので、岩壁の穴から海水が吹き上がる龍宮の潮吹が見られる確率も高く、自然のエネルギーを肌で感じられるはず。
冬の混雑状況ですが、夏に比べると観光客は少なめ。ゆっくり写真を撮ったり、鳥居をくぐりながら散策したりできます。ただし、ここも風が強いので防寒対策は万全に。駐車場は有料で普通車300円(1時間)です。
元乃隅神社
住所:山口県長門市油谷津黄498
参拝時間:日出から日没まで
駐車場:有料(普通車300円/1時間)その後1時間ごとに100円 最大500円
【17:00】長門湯本温泉でライトアップと足湯に癒される
旅の締めくくりは、開湯600年の歴史を誇る長門湯本温泉。冬の夜、音信川沿いに竹灯籠がぽつぽつと灯り始めると、温泉街全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
川沿いには無料の足湯があって、ライトアップを眺めながらゆっくり浸かれます。冷えた足先が温まっていく感覚が最高に気持ちいい。日帰り温泉施設も複数あるので、時間に余裕があれば立ち寄り湯で体全体を温めるのもおすすめです。
また3月8日まで「音信川うたあかり」というライトアップイベントも行われているため夜に訪れると温泉と合わせて2倍楽しむことが出来ます!
長門湯本温泉
住所:山口県長門市深川湯本
足湯利用:無料
冬の山口ドライブ、気になる疑問にお答えします
Q1. 冬の下関から長門にかけて、雪は積もりますか?スタッドレスは必要?
沿岸部は積雪が少ないエリアなので、雪が積もることは稀です。ただし1月・2月の早朝や深夜は路面凍結(ブラックアイスバーン)に注意が必要。橋の上や日陰の道路は特に凍りやすいので、スタッドレスタイヤがあると安心です。天気予報と合わせて「道路見えるくん」などのライブカメラで路面状況を事前チェックするといいですよ。
Q2. 角島の水仙、一番きれいに見られる時間帯は?
1月中旬から2月中旬が見頃です。11時から14時頃は太陽の光で海とのコントラストが美しく、16時半以降は夕陽に照らされた水仙が幻想的。夜は星空の下で別世界のような雰囲気を楽しめますが、足元が暗いので注意してください。
Q3. 雨や雪の日におすすめの室内観光スポットはありますか?
下関市の水族館「海響館」や、長門市の「金子みすゞ記念館」がおすすめです。どちらも屋内施設なので、天候に左右されずゆっくり楽しめます。海響館ではふぐの展示もあるので、下関らしさを感じられますよ。
まとめ:冬の山口は、驚きと温もりに満ちている

冬の下関から長門へのドライブコースは、澄み切った絶景、旬の味覚、そして心温まる温泉と、この季節ならではの魅力がぎゅっと詰まっています。
寒さや路面状況への不安はあるかもしれませんが、しっかり準備すれば安全に楽しめます。むしろ冬だからこそ出会える景色や体験があるからこそ、この時期の山口ドライブは特別なんです。
ぜひ、冬の山口で素敵な思い出を作ってくださいね。
ほかにもぶち山口ネットでは「冬の絶景ドライブ完全ガイド」も紹介していますので、ぜひ一緒に読んでみてください‼
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